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時間への欠乏感はメンタルにも仕事のパフォーマンスにも良くない

どうも管理人のちはるです。社会人になってからというもの、時間捻出をすることがとても重要だなと感じる機会が増えました。大学生の時は比較的、可処分時間が多いので、結構な数の、好きなことや趣味を同時並行して進めることができていました。

ただ、ありがたいことに大学生活のうちにタイムマネジメントのやり方をインプットし、実践を積んできたおかげで、社会人になってからも時間捻出に苦労をする場面は少ないです。週1〜2回のラジオ放送、毎日の資格勉強、週2〜3回のトレーニング、ブログ投稿、月1〜2回の山登りorトレラン等、比較的色々やれているとは思います(むしろまだ何かできる余白があるように感じてます)。

そのようなこともあり、最近周りの人からは「どういうふうに時間捻出してるの?」「そんなに色々やってしんどくないの?」などと聞かれることが増えてまいりました。時間捻出方法なんていくらでもありますし、むしろこれらをやっていないと楽しくないので、死んじゃいます。しかし、あーだ、こーだ話していても、最終同じ結論に多くの場合終話します。それが「時間が無いからな〜」って言うことです。こんなに全国共通の模範解答あるのかと思うくらい同じ解答が返ってきます。

あなたは「忙しい」ことに対してどう思いますか?たくさん予定が入って忙しいと思うことに美徳を感じますか。それとも、忙しいと思うことは極力避けたいと思いますか。今回の結論から言うと、忙しいと思うこと、または感じることは正直悪徳でしかないです

忙しい事にちょっと酔っている人や、ことさら自慢してくる人がいますが、それは何の自慢にもなっておらず、厳しい見方をすると、「時間管理能力の低さ」「スケジュール管理の甘さ」を露呈しているようなものです。そして、今回は忙しいと思うこと、時間がないと感じることの恐ろしいデメリットを調べた研究があったのでメモ。

思いやりの気持ちが欠如する

時間が足りないと感じることのデメリットを述べたデータは多く、一部にはなりますが、アメリカのプリンストン大学が行った実験では「時間不足の感覚は人の行動にどのような影響を及ぼすのか」を調べてくれております。実験では、被験者の神学部の学生に新約聖書のたとえ話「善きサマリア人」をスピーチするために講堂へ移動してもらいます。
ちなみに、善きサマリア人の話の内容というのは…

  1. 旅人が追いはぎに襲われケガをしてうずくまっている
  2. 祭司が通りかかったが無視をされる
  3. 助けてくれる人がいたが、それはユダヤ人の敵であるサマリア人だった

というようなお話。道徳の授業ででてきそうなストーリーですね。で、校内を移動するチームをAチームとBチームの2つに分けました。そこで、講堂の入り口に仕掛け人の男がみすぼらしい恰好で学生の前でうめき声をあげます。それに対して学生側がどのような対応をするのかを調べたわけです。で、AチームとBチームでそれぞれ、下記のように違うことを伝えておきます。

  • Aチームには講堂に移動する前に「まだ時間の余裕がある」と伝える。
  • Bチームには講堂に移動する前に「遅れているから急げ」と伝える。

出発する時間は一緒で、集合する時間は両方とも伝えていませんので条件は同じです。その結果どうなったのか、苦しんでいる仕掛け人の男に手を貸そうとした被験者は

  • Aチームは63%
  • Bチームは10%

これらの学生が実際に手を貸したのです。つまり、時間不足の感覚は人の信念を喪失させてしまったのです。50%の差はけっこう大きいですな。なんでこんなことが起こるのかと言うと、研究者が言うには、

忙しいことを自覚していると思いやりが欠如していきます。自己中心的にもなってきます。周囲の役にたとうと決めていたのに、自分のことでいっぱいで「なんのためにそれをするのか」ということを忘れてしまいがちだ。

とのこと。これは本当に図星なところがあります。自分のことで精一杯になっている状況というのは、視野が狭くなり、他人のことに構ってられないと思う人は多いのではないでしょうか。

作業の生産性が下がる

さらに、もっと注意しなければならないのは「時間がない感覚」に陥ると簡単な作業ばかりやってしまい、時間をかけて考えなければならないことを先延ばししたり、時間がないと思うことで、目の前の作業に集中できず結果的に生産性が低下するという現象も起こりうるということです。

あれもやらないと、これもやらないとと思っていると、中々仕事が前に進まないとなることは僕も結構あるのでこういう感覚に陥らないように気をつけています。

この現象を避けるためには、予定と予定の間に意図的に空白をあけたり、なるべく1日にたくさんのことを詰め込みすぎないように時間に余裕を持たせるように予定を立てることが大切になってきます。忙しい事は美徳とは思わずに、余裕を持った日常生活やスケジュール立てが大切ということですね。

別途、リモートワーク時の作業生産性を高めるための記事なども書いておりますので、合わせてご参照ください。

生産性を高めたい人への処方箋-リモートワーク時の対処法

サマリー

という感じで、本日は時間がないという感覚がどれだけ悪徳なのかということを綴りました。ざっくり、本記事をサマルと、

時間がないという感覚は、信念を歪め、作業の効率も下げてしまう!

という感じでした。少し具体的な対策方法も書いていますが、基本的にはデメリットとなることを中心に書きましたので、今後はもっと深堀して対策方法や普段の実体験を多くした内容を綴ろうと思います。

あなたの時間に対する欠乏感が少しでも緩和する内容になれば幸いです。時間大切。メンタル大切。また次回の記事で。