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忙しくても脳のために筋トレはやる

どうも管理人のchiharuです。

筋トレすると健康に良いのは間違いない事なのですが、実は「筋トレすると頭が良くなるんだよ!」っていうことも最近ではしばしばよく言われていますよね。全ての解決策は筋トレだ!っていうことが全然誇張表現ではなくなってきていますもんね。

社会人になって、大学生の時に比べると圧倒的に自分のために使える時間が減りました。結構そのことは悲しいことのように捉えられがちですが、使える時間がかなり絞られるので、改めて自分がどういうことに時間を使いたいのかを知ることができたのは、実はいい側面なのではないかと思っております。

その中に入ってくるのがやはり筋トレでした笑。改めて筋トレをすることでどんな恩恵を自分が受けているのか、大学生から社会人になった今、改めて実感していることを今回は綴ります。

それでは本編スタートです。

 

頭のキレは確実に良くなっている

一つ目は、筋トレすることで判断力や記憶力などの力は上がっているのではないかということです。筋トレ以外の要素などが与える影響もあるかと思いますが、筋トレをしていない期間が半年くらい前年度あり、その期間の間は「なんか判断にキレがないな〜」って思っている場面が多かった印象がありました。

改めて、夏ごろから筋トレを再開したらやはり仕事やプライベートでのパフォーマンスは上がっていることは、自分の諸々のアウトプットを見た時に感じました。ヤッパリ筋トレは脳のパフォーマンス上げてくれる要素になってるんやろうな〜と思った次第です。

私の実体験以外にも、筋トレは脳にいいっていうことはいろんなところで分かっているみたいです。2016年にオーストラリアにあるシドニー大学が参考になる研究結果を出してくれています(1)。これは100人の男女を対象にした研究で、年齢層は55〜86才。やや脳の機能が落ち始めた方々だけを選抜。

 

参加者を4つのグループに分けて

 

  • 筋トレ+認知トレーニング(脳トレみたいなもの)
  • 筋トレ+偽(ニセ)認知トレーニング(無関係なビデオを見せたりとか)
  • 認知トレーニング+軽いエクササイズ(ストレッチなど)
  • 軽いエクササイズ+偽(ニセ)認知トレーニング

 

筋トレのペースは週2回で、期間は6ヶ月。最大筋肉パワー(1RM)の80%ぐらいの負荷で、段階的に重さを増やしていく方法をとっていたそうです。ベーシックな筋トレですね。

ほいで、結果どうなったかといいますと

 

  • 筋トレグループは認知テスト(ADAS-cog)の成績が大幅UP!
  • 脳トレとストレッチでは認知機能はUPしなかった
  • 筋トレの脳力アップ効果は、筋トレをやめてからも12か月(約1年間)も続いた


という感じ。筋トレで頭の回転が速くなるし、その効果には一定の持続性もあるとのこと。これは筋トレファンには嬉しい結果ですよね。ちなみにADAS-cogっていうのはAlzheimer’s Disease Assessment Scale-cognitive subscaleの略称で、アルツハイマー病の評価尺度で、認知症対策の治療効果を測定するテストだそうです。

 

研究者は

力が強くなれば頭もよくなる。もっと筋トレをする人が増えればもっと健康な老人も増えるだろう。

と述べておられます。健康な老人が増えすぎるのも怖いですが(笑)「筋トレで脳がデカくなるのか?」って疑問にも今後は取り組んでいくそうで、こちらも楽しみにしております。

 

まとめ

ということで、この研究データから「脳に効く筋トレのポイント」を抜粋しますと、
  • 筋トレのペースは週に2~3回で、とにかく計画的にさぼらずに続けるのがポイント!
  • 常に負荷は高め(1RMの80%くらい)に設定し、筋肉肥大よりも筋力アップを目指す!

 

といったあたりが重要みたい。要は、筋肉をデカくするよりも、なるべく重いものを動かせるよになったほうが脳にはいいってことですね。瞬発的に重いものをあげることが大事ってことなので「HIIT」なんかは脳にも効きやすいってことかもしれません。筋トレにはいろんな目的がありますが、どんな筋トレの種類があるのかを知っておきたい方は「筋トレ前に知っておくこと」っていう記事もあるので良ければご覧ください。
こんな記事を書いていると、また筋トレのモチベーション上がってきました。筋トレして脳を鍛えたいと思っていた方に参考程度になればと思います。
ではまた。